好きな人との間にできた 大切な子どもなのに。 「 麗華・・ 」 涙が伝う頬にキスをして 優しく抱きしめて、額にキス。 「 龍、弥・・ 」 少し体を離すと、 龍弥が”あの顔”をした。 「 あ、待って!お買い物・・・っ 」 パッとドアへ体を向けると あたしの腰辺りに彼の腕が巻きつく。 「 子ども、作ろうか? 」