不意に口から漏れた本音は
彼のツボに入ってしまったらしく
隣でケラケラと腹を抱えて笑って





「 お前、雲食いたいとか言う奴だろ!? 」




・・・なんて、当たり前のことを聞いてくるから
正直に頷いてみたら、








「 ありえねぇっ!!!!!!!!! 」













・・・・・もっと笑われた。






「 そんなに笑わなくてもいいじゃん・・ 」


「 ・・ッ・・そうだな?食いたいなら
  食わせてやらないわけでもねーけど? 」







体を起こして、あたしをジッと見ると
”待ってろよ?”と手を離し
何処かへ行ってしまった。