「 麗華ちゃん? 」 ・・・この、声は・・・ 「 ダーリンは一緒じゃないの? 」 「 ・・・・・・っ 」 「 ・・麗華ちゃん・・・・? 」 紫さん・・・・ 「 どうしたの?何かあったの? 」 「 紫さっ・・・・あたし・・あたしっ・・ 」 「 落ち着いて。何処まで行くの? 」 持っていた切符を見せると 驚いた顔をした紫さんは あたしの手を握って イスへ座らせた。