米原龍弥は、
あたしには欠かせなくて
いなきゃだめな人で・・・・







──────けど、・・・もうだめ。







「 ・・・よし 」






出会った公園から出て
駅へと足を進めた。







正直、龍弥から離れたくない。
一緒に居たい。
できることなら、死ぬまでずっと。







けど、あたしが離れることで
龍弥は休める。
龍弥の元の生活を取り戻せる。