「 おいで、麗華 」





あたしの大好きな笑顔で
両手を広げる。
彼の手の中には・・・飴。






「 うっ・・・! 」






甘いイチゴの匂いと
大好きな彼。
こんな笑顔、いつもは見せてくれないのに・・!





「 麗華 」


「 ズルイよっ! 」


「 おいで? 」


「 うぅぅ~~~っ! 」






・・・負けた。