「 目、覚めた? 」 ニヤリと笑った龍弥は あたしの髪を撫でながら 額や頬・・掴んでいた肩に 優しくキスをした。 「 龍弥・・・? 」 「 こうなる前に寝ててほしかった 」 「 ・・え? 」 「 着替えて、寝ててくれれば 俺はソファで寝たのに 」 整った顔を苦しげに歪ませて 困ったような表情を見せた龍弥は あたしの顎を掴む。