「 麗華、早く 」





”早く”って・・・・
なんで こんな所に!?
ってゆうか・・夜じゃなくても・・・





「 怖がりなんだな 」





女の子だよ!
一応女の子!






「 ほら、早く! 」






その場から動かなくなった
あたしの手を掴むと
龍弥は ズンズン進んでいった。





─────もちろん、あたしも。






「 うひゃぁっ! 」



「 うるせーよ 」



「 だって・・・! 」