「そういえば大学からもらったパンフレットに、風流院生御用達のカフェって載ってるけど、どうする?」 詩織から声がかかった。 今から、4年間ここでお世話になるわけだから、当然そのカフェにもお世話になっていくはずだ。 今日から顔を出しておかなくていつ出す!! 真優は息巻いて 『行くッ!』 と、答えたのだった。