鐘が鳴り終わる寸前に 俺は1組のクラスへと滑りこんだ。 心の中で小さくガッツポーズ。 よっしゃあ。 担任も来てねーし。 なおさらラッキーじゃん。 乱れた息を整えながら 黒板に張り出された席順表で 自分の名前を確認した後、 自分の席について、 俺は自分の目を疑った。