僕の彼女は幽霊で


きっと、
あんなことが起こらなければ、

俺は今頃、
服を片づけながら、
今日のことを思い出して、
嬉しさに浸っていたことだろう。

そんなことを思うと、
今、こんな状態で、
ただただ散らかった自分の部屋を
見ている自分がとても滑稽に思えた。