僕の彼女は幽霊で


学校に着いた。

そこには「いつもの」日常が
目の前に広がっていた。

と言っても、
俺にとっての日常は、

普通の人にとっては
全くの非日常だった。

目の前を行きかうモノノケ、
浮遊霊、その他よくわからないもの。

これの半分かそれ以上が
神だというのだから、

八百万の神とはよく言ったもんだな、
とつくづく思った。