なんだっ!?
一体、何が起こったんだ?
なぜ、急に落下し始めた?
どうしてっ!?
「ルカっ!!!!」
地面にぐったりと横たわるルカに駆け寄った。
「ルカっ!!!
しっかりしろっ!!!
どうしたんだっ!!!!
おいっ!! 目を開けろ!!」
青紫になった顔。
唇も色を失い
ルカの呼吸は、とても細くなっていた。
「ルカっ!!!!」
どんなに体を揺すっても、反応がない。
どうしてっ!!!
どうして
こんなことにっ!!!!」
「……無駄だ」
空から下りてきたヘイリ。
ゆっくり翼をしまうと、私達の元に歩いてきた。
「無駄…って」
「さっき、俺が振った剣がルカの頬を斬った」
確かに、ルカの頬に微かな傷がある。
でもこんな傷。
ルカはいつも数時間で治していた。
「この剣には、毒を塗っていた……」
「……え?」
「もうすぐ、毒がルカの全身に回るだろう」
そんなっ!!!!



