それは、スカートに入れておいたビンだった。 ルカからもらったものだ。 “本当に身に危険が迫った時だけ一気にこれを飲め” これ…… 何の薬なんだろう。 身に危険が迫った時に飲めということは これ、ルカに飲ませても大丈夫だよな!! 考えている暇はない。 「ルカっ!! これを飲んでっ!!」 私が言っても反応がない。 ルカっ!! ルカの口を手で開け、ビンの中身を飲ませる。 しかし、うまくいかない。 「ルカっ!!」 私は、ビンの中身を自分の口に含み 「……っ」 ルカに飲ませてやった。