その時。 私は、何故かヘイリの体から切り離された。 ――え? なに? 前のめりになりながら振り返る。 なんで…… 私、なんでヘイリの体から離れてるの? ヘイリの顔と、ルカの顔を交互に見た。 ルカは何も言うことなく、ヘイリに背中を向けると。 足早に部屋から出ていった。 ちょ、待ってっ!! 私がルカを追いかけてドアの方へ駆けて行っても、ヘイリは私を止めることなく椅子に座っていた。 追いかけて来ないのか? なぜ……?