サーーッ!! また体の力が抜け、空気の渦に吸い込まれた。 倒れる2人がどんどん遠ざかっていく。 完全に視界から2人が消える前に、たくさんのメイドさんが騒ぎを聞きつけて部屋に駆けつけていたのが見えた。 ヘイリの部屋へと戻ってきた。 体重の戻った体に、 目に鮮明に映る、ヘイリのグリーンの瞳。 ヘイリの瞳から、目を逸らすことができない。 ヘイリはそんな私を見て、とても満足そうに口角を上げ、私から体を離した。 「まぁ、今日はこれくらいでいいだろう」