チヅルさんが、小さなルカの体を抱きヘイリから守っている。
「ヘイリ、お願い。
お願いだから、ルカには手を出さないで」
お願い、お願い。
チヅルさんの必死の声。
しかし、懇願されればされるほど
ヘイリの怒りは増していった。
“そんなにルカが大事か”
ヘイリの心の声。
“そんなに大事なら”
おいおいおいおいっ!!
ヘイリっ!!
おまえ、一体、何をするつもりだ!!
ヘイリは足を引きずりながら、ゆっくりと2人に近づいた。
スッと天井に向けて右手をあげたヘイリ。
すると突然右腕が光り出し、その光の中から大きな剣が現れた。



