「うわっ!!」 ヘイリはルカの腕を強く引っ張り、チヅルさんの膝の上から下ろした。 相当腕が痛かったのか、ルカは顔を歪めて涙目になっている。 「痛いよ、ヘイリ。 なにするんだよ」 今にも泣き出しそうなルカの声。 「ルカっ。 大丈夫? どこが痛いの? ほら、よく見せて」 椅子から立ち上がり、心配そうにルカの傍に寄るチヅルさん。 それを見た瞬間、 体の中で、何かが爆発した。 ハァハァと、肩で息をする。 抑えなきゃいけない。 そう思っても、我慢できなかった。 「……やる」 ……え?