悪魔なキミと愛契約



へ、ヘイリっ!?


3人同時に、クルリと振り返った。


眉を微かに動かしたルカと。

ビシっと背筋を伸ばしたシキ。

そして。

警戒態勢に入った私。


一気に空気が張り詰めた。


「フンっ。
貴様らは本当に仲がよいな。
同じ顔でそんなに私を見るな」


嫌な笑みだ。

コイツの笑みを見ると、いつも苛立ってしょうがない。


「兄上。
コイツになんの用ですか?」


スッ――と。

私の前に出たルカ。


ニヤリと笑ったヘイリは、ルカを避けるようにして私を覗きこんできた。


「無事にこちらに来られたようだな」


「………」