声の届く場所。

そしてまたしばらく、静かな時間突入。



ああ・・なんか・・ きまずい。


そんな事を思い始めたとき。


すくっ。




と、急に山田君は立ち上がった。


「ど、どうしたのっ?」


今度は本当に、どうしたのだよね。


落し物したなら、しゃがむだろうし。