そしてしばらく時間がたってからわたしの目の前に人が現れた。 「奈々?だよね」 この声は!! そう思って顔を上げた。 目の前には、 やっぱりこの人がいたんだ。 好きなひとの声なんて、忘れるはずがないじゃん! 「悠斗!!!!」