「あ、あとこれ。制服」


渡されたのは赤チェックとブレザー、ブラウス…とにかく普通の


『刺繍とかないの?龍とか柳とか……』


「ー…は?」


『えっ、あ、なんでもない

口が勝手に…なんか変だね。』


前の私と関係あるのかな……


さっきの拓をみたから容易には口に出せなかった。



「まぁー…明日、8:00に迎えに行くから」


『あっ、うん』


そういうとドアが閉まった



______


*拓side*



「なんなんだよ…」


俺はドアを閉め、腰をおろした。