「待ってッ!!!」 私は拓馬の腕を掴んだ。 「ずるいよ拓馬。いっつも自分の気持ちばかり伝えて。私だって拓馬に伝えたいことあるよ。だから聞いて。」 「お、おう。」 私も伝えないといけない。 今までの気持ちを。