「いっちゃん…おかしヨ…」

「あぁん?」

「……」


今はお昼ご飯タイム。

いっちゃんに教授のこと相談しようと思ったのに…。

どーやら機嫌が悪いらしい。

声からして分かる。
さっきから、やけに携帯も気にしてる。

「あ~…。いちるさん?どうかしました?」

控えめに控えめに…。と気をつけたつもりだけどー…

「もぅ!!!聞いてよ!!!」

「はいっ!?」

いっちゃんはいきなり大きな声になった。
顔も話す気マンマンな顔だ。

「あいつ…!怪しいのよ!」

「うぇっ!?」