「!?」



車の鍵をあけようとした時だった。


すぐ横の階段に麻柚が居ることにきずいた。



「なななななな…なんで…」


どういうことだ?

これは。

夢?


あ、麻柚か?


違う…よなぁ~…?



「教授っ…!」


「麻柚ぅっ…!!!」


麻柚だった。


う…なんか…ドギマギする。


何だ何だ何だ…!!


落ち着け落ち着け!!!!



落ち着け俺!!!!


おーちーつーけぇぇぇぇぇぇぇぇぇーーーーーーー!!!!!!!!!!!


「教授、久しぶりだね…」


落ち着かない俺とはうらはらに、冷静に言う麻柚。


…いかんいかん…


「5日間どうしたんだよ…」


「色々あったんだ…

会えなくて寂しかった?

……あはは嘘だよ」


「寂しかった。」

「えっ・・・?」


冗談で流そうとする麻柚に、俺の本当に寂しかったと言う気持ちを伝えるため真剣な顔で言った。