「ねぇ由花、恋ってそんなに有名なの?」 軽く聞くと、さっきまでの楽しそうな顔が消え鬼のような顔になった 「もしかして妃芽華…。恋様のことを知ったのって最近?」 初めて見るような鬼みたいな顔で由花が近づいてきた 「さ、最近というか… 昨日みたいな…?」 あまりの由顔の怖さに怯えながら事実を話すと 「き、昨日だってぇぇぇ!!」 クラスのみんなが一斉に振り向くくらい馬鹿でかい声だった