私は全部の教室を回ったのに恋はいない 最後に残ったのは屋上だった 屋上に入り周りを見たけど人影がない。 「もうっ!どこにいるのー?」 どこにも恋がいなくて半泣きで叫んだ 「誰がいないんだ?」 背後から聞こえた声に私は思いっきり振り向いてその大きくて引き締まった体に抱きついた 「ここにいたぁー」 「えっ?俺!?」 びっくりしてる恋をほっといて私は強く抱きついた 「妃芽華どうした?」 恋の優しい声にホッとして次々と涙がこぼれた