*妃芽華side



恋にこの想いを伝えるために私は走った



達也の想いにこたえられなかったから私はここで立ち止まるわけにはいかない



一階にある保健室からだんだん上にあがってく途中後ろから声をかけられた


「妃芽華ちゃん」


私は立ち止まりゆっくりと振り向くとそこには目を赤くした亜紀がいた



「亜紀!?」


びっくりして声が裏返っちゃったよ…。



「ねぇ?ちょっと話いい?」


亜紀の雰囲気が変わってたから自然と「うん」と言っていた