――――――― 「えっ!?嫌がらせ?いてっ!!」 教室にはたくさん人がいるのにデカイ声を出した達也の足を蹴った 相当痛かったみたいで軽く涙目だ 「いってぇーよ恋」 「悪かった。でもお前の声がでけーんだよ! それより嫌がらせって誰から?」 由花はちょっと黙ってから静かに口を開いた 「確かではないの…実際私の前ではなかったから。でも噂を聞いたのよ… 中心になってやってたのは亜紀…」 ………亜紀? 「誰だ?」 そう聞くと由花はびっくりした顔… というより口をあんぐりとあけている