ぶつかった相手を見下ろすと見覚えのある顔だった 「れ、恋様!?」 相手はびっくりしたようだった ってかなんで“様”づけすんだろ? まぁそんな事どうでもいいけどさー 「じゃあ」 そう言って教室に向かおうとしたらそいつに呼び止められた 「れ、恋様!!今保健室にいたのは、その…妃芽華ちゃんがいるから?」 そいつは下を向いてボソッと呟いた 「あぁ」 嘘でもないし早く達也や由花にも妃芽華の状態を伝えたいからそれだけいってその場を後にした