「あんた馬鹿!?そうゆう所にあたしはむかついてんのよ!!
恋様だって達也君だってみんなみんな愛しそうに見てるのにあんたは気づかない…
今だってそうじゃない!!」
「どうゆう…意味?」
「あんたのその性格が嫌い!あたしがあんなに酷いことをしてるのにあんたは恋様に言いつけたりもしない
しかもその理由はあたしのためって…
あんたがそんなんだからあたしは自分がもっと嫌になる…あんたがもっと悪いやつだったら…」
亜紀は両手を顔でふさいでしゃがみこんだ
さっきまで我慢していた涙が一気に零れていた
私は自然と亜紀に手を差し出していた
「亜紀は悪くないよ…誰だって誰かに恋をしたらそうゆう気持ちになってしまう
それに私も自分が気づかないうちに亜紀を傷つけていたみたいね…ごめんなさい」

