ガラガラっ!!!!!!



保健室のドアを開けると決まって奧側のベッドのカーテンが閉まってる




「妃芽華っ…」



そう言ってカーテンを開けるとビクッと妃芽華の肩が揺れた




「あっ…恋!!!」




でも直ぐに妃芽華が顔をあげ俺だと確認すると抱き着いてきた




「ちょ…ひ、めか?」



妃芽華の顔を除き込むと涙を大きな瞳に浮かばせていた