「妃芽華を傷付けたのも、妃芽華を守れなかったのも…俺だけど

今度は絶対に傷付けない妃芽華の笑顔を守る。誰にも邪魔させない!

そのために俺はここまで頑張ってきた。この地位にまで上り上げた」



俺を真っ直ぐに見つめる達也の目は真剣だった



達也の妃芽華への想いがどれだけ本気か分かった


でも俺も



「達也…。俺も妃芽華が好きだから達也にも譲れない」



あんなにも愛おしくて好きで護ってやりたくなるのは妃芽華が初めてなんだ…