カチャッ
そぉーっとドアを開けると、目に飛びこんできたのは二つ並んだ広めのベッド。
なるほど。
部屋が二つに別れている、セミスウィートってやつだ。
誰もいなそうなので足を踏み入れ中を観察。
……にしても。
こんな安くもない部屋をわざわざとって何をどうしたいっていうんだろ?
『責任とって』の言葉の真意がわかんない。
夢中で学校を飛びだしてきたことに、いまさながらにちょっと後悔。
疲れも感じてあたしは歩み寄ったベッドにダイブした。
別に本当に監禁されたわけじゃない。
帰れないわけじゃないけど、いまはまだロビーにあの二人がいたら面倒だから。
もうちょっと時間を置いてから出ることにしよう。



