なんとか2階まで上がって、そこからエレベーターで上ると。
ナカジーの横でニコニコしていたリカが、あたしの足を見て驚いて駆け寄ってきた。
心配して騒ぐリカの肩越しに、面倒臭そうな顔してるナカジーが見えて。
きっと、なかなか来ないあたし達を待ち侘びてたんだろうけど。
リカには悪いけど、ナカジーのことちょっと苦手かもって思った。
受付を済ませ部屋へ入ると、すぐに歌う曲の検索を始めたナカジー。
その隣に座ったリカがうれしそうに話かけているけど、全然お構いなしでピコピコと次々に曲を入れてる。
林田くんは、案内された部屋番を確認するとすぐに何処かへ行ってしまって。
そして少しして戻ってきた手には、氷の入ったビニール袋とタオルを持っていた。
「ここに足を伸ばして座って?」
そう言って、鞄から取り出した辞書をそっとあたしの足の下へ置いて。
氷嚢替わりのビニール袋をタオルに包んで足首へ当ててくれた。
ナカジーの横でニコニコしていたリカが、あたしの足を見て驚いて駆け寄ってきた。
心配して騒ぐリカの肩越しに、面倒臭そうな顔してるナカジーが見えて。
きっと、なかなか来ないあたし達を待ち侘びてたんだろうけど。
リカには悪いけど、ナカジーのことちょっと苦手かもって思った。
受付を済ませ部屋へ入ると、すぐに歌う曲の検索を始めたナカジー。
その隣に座ったリカがうれしそうに話かけているけど、全然お構いなしでピコピコと次々に曲を入れてる。
林田くんは、案内された部屋番を確認するとすぐに何処かへ行ってしまって。
そして少しして戻ってきた手には、氷の入ったビニール袋とタオルを持っていた。
「ここに足を伸ばして座って?」
そう言って、鞄から取り出した辞書をそっとあたしの足の下へ置いて。
氷嚢替わりのビニール袋をタオルに包んで足首へ当ててくれた。



