君と桜の木の下で。

居酒屋に入り、結婚式の打ち合わせではなく他愛のない話が始まった。







「そういえばさ、咲がね」









里緒の言葉に体が反応する。









“咲”









久しぶりに聞いたその名前。










「あ、ゴメン・・・」









「いや、いいよ。で?どうしたって?」