「あ。ナツ君。お誕生日、おめでとうございます。」









私がそういうとナツ君はにこっと笑った。









「うん」









あ・・・。私、この笑顔好き。








ナツ君のさりげない優しさも好き。









大きな手も好き。広い背中も好き。










ナツ君が、好き。










そっか・・・。好きなんだ。










「じゃぁな。俺、今日バイトだし。今日早速使うな」










私、ナツ君が好きなんだ。