「べっつにー俺悪いことしてねぇよ?」

「いいから話せ!!」

夫婦漫才見てるみたい・・アハハ

「プッ・・笑」

「何笑ってるのかな~?
これは貴方の為だよ~?」

す・・すみましぇん

「えっと、愛海が俺に協力してくれって言ってき...」

『ねぇ?宏人君・・だっけ?貴方さ、香織ちゃんの事嫌い?』

俺は嫌い・・つぅーか・・なんつぅーか・・
凛と香織ちゃんが仲良くしてるの見るとやきもち妬くし、
俺の大事な來盗られて超むかつくけど

『何で?』

『協力して欲しいんだよね♪
來君と香織ちゃん壊すのを。』

最初意味不明だったけど、別れさせるってわかって俺はすぐ協力した。

「で、香織ちゃんを呼んで抱きつかせたのもわざと。
今日の事も知ってました。後嘘はありません!!」

そ・・そうだったんだ。
宏人君だから私の事嫌ってたんだ。
ってか・・顔と性格合ってない!!
とっても優しそうな爽やかボーイなのに・・
性格はとっても・・情熱で・・優しくない・・?
ってか。。沈黙続き?

「ハァー・・宏人バカ?」

沈黙を破ったのは凛だった。

「結局香織が來と別れたとしても、
結局は愛海って子とひっつくじゃん。
それに、私に親友と遊ぶなとか、香織のこといじめたら、
速攻別れるよ?」

なるほど・・今は宏人君の方が好きという気持ち大きいから勝つのか。