「削るから痛くなったら手上げてな」 といい、機械を近づけてきた アタシは全身に力を入れて椅子のひじ掛けを強く握っていた すると「頑張れよ」と先生が声をかけてくれた チュイーン、キュイーン、ガリガリ あの機械で削り始めてしばらくすると、 「一旦、口ゆすいで」 といい、先生はまた機械の準備を始めた