「……この前教えたばかりじゃないですか。学習して下さい」 悪態ばかり吐く自分なんか、消えてしまえばいいのに。 この右頬の痛みと共に、私も消えてしまえばどんなに良い事か。 もやもやと暗い影がどんどん広がり、それに耐え切れず、大きな溜め息をついてしまう。 「どうした?」 「別に何も」 ほら、まただ。 愛想笑いをしてやる気配りも、素直に言わない自分も。 「可愛くない」 「誰が?」