四月






大学生になった。

高校生の頃にしていたスーパーのバイトを辞めて新しいバイトをしよう。
大学の入学式までに決まったらいいな。

求人誌をみて、学校に行く途中にある可愛いカフェを見つけた。
結果は不採用。

仕方ないから第二候補のカフェの面接を受けた。
結果は採用。これから頑張ろう。


大学の入学式
高校時代は全く縁のなかった恋愛が大学で見つかるといいな
そう思ってわくわくしていたけど
自分の学部は女の子ばっかり
少ない男の子はいまいち…
やっぱり恋愛なんて無理なのかな?


バイト初日
やっぱりカフェの店員さんはカッコイイ人や可愛い人が多い。
仕事を教えてくれた先輩はちょっとカッコイイし優しい。
こんな人が彼氏だったらいいのにな…


バイト二日目
今度は女の先輩が教えてくれた
美人だけどちょっとキツそう
苦手だなーと思ったけどバイトが終わった後にご飯に誘ってくれた。

『私ね、ホステスしてるんだ。これ内緒ね?』

ホステス?

『男の人と楽しくおしゃべりしてお酒飲むお仕事だよー。キャバクラみたいな感じかな?』

キャバクラみたいな所で働いてる人がこんな身近にいるなんて、驚いて言葉が出なかった

『あきらちゃん、やってみない?化粧とか教えるからさ』

そんなキラキラした世界に私が入っていけるの?

『元は悪くないんだし!絶対磨けば輝くよ!どう?』



…はい