誰も居ない屋上に行けば、 冷たい空気が、熱くなっている頬に心地良い。 「そういえば、初めてだな…」 頬を打たれるなんて。 結局、桜木は俺を追い掛けて来なかった… 何でだろう? 少し期待している自分が居るなんて…