「はぁ〜…」 何時までたっても話を切り出そうとしない桜木。 「あのさ、言いたい事あんなら早く言いなよ。」 そんな目の前の男に、わざとらしく挑発的に言えば、やっと重い口を開いた。 「磨白…あの噂は、本当の事なのか?」 「へぇー、やっぱり知ってんだ〜。以外に情報網広いんだね」 思ってた通りの質問に、笑いが込み上げて来る。