「中学生にはまだ難しかったか?
わかりやすく恋愛話に例えたつもりだったけど、考えたら15のお子ちゃまだもんな」
にやっと笑って、あたしを見つめる。
勉強のできない中学生だけど、もうお子ちゃまじゃないんだから!
「……渡辺先生って、女心がわかんないでしょう?
あたしだってあと3か月ちょっとで、女子高生なんです!
お子ちゃま扱いしてほしくないお年頃だって知ってます?」
「そっかそっか、失礼しました」
ぺこっとお辞儀されたけど、絶対バカにしてそうな感じ!
「もお~~~っ!
悔しい! 絶対失礼だと思ってない!」
「いや、そんなことないよ。
たださ、このままだと女子高生になれないんじゃないかって心配してるけどね」



