そして、優也に嫉妬したって事、なんだよね?
思い出して、ついくすくすっと笑ってしまったら。
「芹香が悪い!
俺にいきなり告白してきたかと思ったら、返事をする余裕も与えなかった。
やっと会えたら、苗字は変わってるわ、やたらと綺麗になってるわ、俺の車に乗ってるのにユウヤに告白してるわ。
……一体どれだけ、振り回されるんだ」
最後はもう、ため息まじりの言葉を吐かれてしまった。
それから。
「もう、逃がさないよ」
「あたし、逃げたことなんてないですよ。
ずっとここで、渡辺先生だけを待っていました」
「俺だけ!?」



