天使未満。


そのまましりもちをつくはずだったあたしの身体を、またしても素早く受け止めてくれたのは目の前にいた人、だった……。


あたしのお尻は今、渡辺先生の膝の上にあって、しかも上半身はしっかり抱きとめられている。


「あ、ごめんなさいっ!

あの、あたし、足がしびれちゃって……」


あ~もうっ!

やっぱりあたしはお子ちゃまだよ。

とっさに謝って、本当のことを暴露しちゃった。


恥ずかしくて、顔から火が出そう。

視線を避けようと思って、下を向いたら。

おでこが、渡辺先生の胸にぴったりとくっついてしまった。