「女子高生だったころの写真、見てください!
それと、戴帽式の時のもあったはず……」
リビングの隅に置いたカバンの中に入っている携帯を取ろうとした。
あれ……足が見事にしびれている。
DVDを見ている間、ずっと正座していたからかも。
だって、憧れの人のお家に来て、しかもワンピースなのに、足を崩すことなんてできなかったんだもん!
これで『足がしびれて動けない~』なんて言ったら、またお子ちゃま扱いされると思ったあたしは、無理やり立ち上がって歩こうとした。
だけどやっぱり、無理をしちゃダメ、だった。
「うわあっ!」
可愛らしくない声と一緒に、あたしの足がすべった。



