「変わったね。」
「え?」
「こんなに変わってるとは、正直思わなかった。
俺が知ってる星沢芹香は、数学が大っ嫌いで生意気な中学生だったよ。
でも、憎めなくて可愛かった。
今、目の前にいる豊田芹香は、本当にあの中学生と同一人物かなって思ってしまう位にね。
凛としてて、カッコいい、でも優しい看護師さんになっていた。
しかも若奥さんだって、勘違いしてしまうほど……その、綺麗になっていてさ」
とても照れている様子で、お水を一気飲みしてる。
そんなところも、可愛いって思えた。
きっとあたしだって今、真っ赤になってる。



