2、できる問題から解くのもアリ!


「たとえば社会。

星沢さんは、地理より歴史のほうが得意だよね?」


「一応……」


「地理の問題が最初に出題されている場合でも、歴史を先に解いてしまうっていう方法がいいと思うよ。

すらすら解ける歴史を先にやっつけて、たっぷり余った時間で地理と公民を解く。

これがもし逆だと……

地理でさんざん迷って時間がなくなった!

気付いた時には得意の歴史が手つかずで終わってしまう、なんてことになりかねない。

いくら得意でも、時間がなかったら焦ってミスが増えるからね。

数学もそう。

図形を先にやって、苦手な関数を後回しにすると、時間に余裕が生まれるよ」


ふむふむ。