【改正版】好きと言わせて...。

「愛がねぇ・・・・」




「何よその言い方!何か言いたいことでもあるわけ!?」




何か言いたそうな龍に、顔の筋肉が引き攣る。




「いや、愛にもそういうセンスあったんだな。って思っただけ。」




「それ馬鹿にしてんの?」




顔の筋肉がピクピクいいそう。




「さぁ。」




「なっ・・・」




「おーい、龍ーー。こっち手伝ってくれー!」




言い返そうとしたあたしの声は、龍を呼ぶクラスメイトの声に遮られた。




「おー、今行くー。じゃあな。」




返事を返した龍は、デザイン画をあたしに渡し呼ばれた方へ向かった。