「えっ!?あたし!?」




指名された美園はびっくりしている。



あたしも美園がぴったりだと思うけどなぁ〜。ドレスとか似合いそう。




「長谷川さん。どうですか、やってくれますか?」




学級委員長が美園に尋ねる。




「うーん」




考え出した美園はあたしの方を向いた。




あたしをジーっと見てくる。あたしに決めろってこと?




「やったらいいじゃん。美園ならやれるよ!」




あたしの言葉で決心したのか、




「やります!」




美園は白雪姫役をやると言った。